絵画の運命

モデル、モチーフ、時代背景、保護、競売のシステム、メディアの批評など、「美」を取り巻く人々の眼差しがつくった「歴史」 政治や経済、そして戦争における権謀に巻き込まれて国境を越え、流転を重ねた傑作がある。 その、カンバスの裏に隠された履歴を追う。

本文中、誤りがありましたので、訂正します。83頁終りから3行目
【誤】下山観山
【正】下村観山
増刷となりましたら、修正します。

もう一つ上の日本史 古代~近世篇

教科書のほうがこんなに面白い 蔓延する俗説・デマ・ヘイト。 そのカラクリを、現役歴史教師が、豊富な資料でやさしく解説。騙されないための、歴史リテラシーの基本。

本書の「はじめに」をnoteで公開しています。

本書初版第一刷(2020年3月10日発行)の表記に誤りがございました。担当編集のミスとしてお詫びいたします。こちらで正誤表を公開しています

卑弥呼、衆を惑わす

「万世一系」を皇統を支えた「集合的無意識」とは 天孫降臨から昭和の敗戦を貫き、そして現在の「象徴」を見据えた日本通史。

線量計と奥の細道

「3.11」後の日本がどうなっているか、目と耳と足で確かめた路上の記録。現実と向き合いながらも逡巡し、生きるということを考えた日々。 第67回日本エッセイスト・クラブ賞</>受賞作品

老いぼれ記者魂

女子学生はなぜ「強姦」を訴えたのか。 派閥争いや「地上げの帝王」が絡み、地位も名誉も信用も家庭も失った男は、死ぬまで「冤罪」を晴らそうとした。 有罪か無罪か その解答に執念を燃やしつづけた、大宅壮一ノンフィクション賞作家の渾身の書き下ろし。

ホルトの木の下で

作品だけでなく、その生き方も支持される孤高の日本画家の自伝。百歳を前に、1950から80年代に発表したエッセイ10篇を増補した新版。

ことばだけでは伝わらない

「見た目」や「伝え方」だけではない7つの要素 「伝え合い」という考え方で、言語(バーバル)と非言語(ノンバーバル)の働きを総合的に捉える。世界各地の言語に親しんだ文化人類学者による、本質的なコミュニケーション論

帝都公園物語

明治期東京の公園誕生ものがたり 日比谷公園、新宿御苑、明治神宮(外苑)など、カルチャーギャップと大格闘して生まれた開発すったもんだの明治秘史。『『痴人の愛』を歩く』の著者が放つ東京文化論。

花森安治の従軍手帖

「国民の一人先づ動かずして何ぞ万の、億の国民動かんや。これ宣伝者の信念なり。」花森安治が二度の従軍と大政翼賛会宣伝部時代に書き残した手帖5冊・書簡など13点を、150余点の図版とともに収録。回想談:土井藍生、解説:馬場マコト

ナショナリズムの昭和

左翼的偏見や右翼的独善からの解放 天皇制とは何か。国のあるべき姿とは何か。戦前と戦後の国家像を検証し、後世に受け継ぐべき理念を探る1500枚、ついに刊行!

虹の橋を渡りたい

女とマスコミがしっかりしていれば戦争は防げる! この国の100年の激動を見てきたからこそ、言い残しておきたいこと。長年の交流を持つノンフィクション作家が丹念な取材で、いまなお創作活動を続ける画家の足跡をたどる、決定版評伝。

還らざる夏

ジャーナリストが記録する農村と昭和の戦争 元NHKプロデューサーが、自身の家族と仕事で出会った「農村と戦争」を書き残す。満州へと旅立った最後の開拓団と開拓団を送り出した村。

徴用日記その他

国家権力と対峙してきた作家ならでは「表現の自由」への思い 『生きている兵隊』発禁から戦後まで。「英霊よ安かれなどというのは、愚者の言葉ではないだろうか」

大正文士のサロンを作った男

荷風『断腸亭日乗』に記され、晶子がその死を悼んだ男とは? 文士ばかりでなく、芸術家や社会主義者も集った西洋料理店・カフェ「鴻乃巣」の生涯を追ったノンフィクション。

愉しき山談義

忘れえぬ山の作家、かく語りき 談論風発の12篇。対談・座談参加者:徳川夢声、辰野隆、岡田喜秋、今井通子、新田次郎ほか 解説:大森久雄

忘れえぬ声を聴く

古書を入口に、百年前の日本へ思いを馳せる。 惜しまれつつも急逝した評伝作家が、歴史を読み、書くことの魅力をつづる単行本未収録エッセイ集。

疎開した四〇万冊の図書

遺された文化、守られた言葉 図書館蔵書と民間から買い上げた貴重本を、戦火から守った、旧都立日比谷図書館を中心とした人たちの記録。

かばの本

気は優しくて力持ち 意外に知的でエレガント いまこそカバの恵みを! 世界一のかばグッズコレクター・ヒポミが、コレクションを初公開。【特別寄稿】池内 紀、堀江敏幸、井内岳志

影の磁力

なぜ、鉄道や団地、天皇制にこだわり続けるのか― 影なる存在に魅了された政治学者の基軸に迫る書評・時評集