大西巨人論

マルクス主義と芸術至上主義
革命の担い手「われわれ」が生まれるには、
独りでも行く「われ」が存在しなければならない

日常生活そのものが闘争の場であることを示した作家・大西巨人。
公正の実現を目指し、現実と芸術とを実践的に結びつけた文学者の、類を見ない創作の展開を追跡する。
並走者武井昭夫、湯地朝雄の仕事にも及ぶ、運動としての文学に迫る考察。

巻末に詳細な『神聖喜劇』原稿リスト
判型 A5上製
定価 本体4,500円+税(税込4,950円)
刊行年月 2024年2月
ISBN 978-4-86488-293-4

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