ミルドレッド・ピアース 未必の故意

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』のJ・M・ケインの、映像化されたノワール文学の傑作。大恐慌のロサンゼルス郊外で、役立たずの夫を追い出した女が奮闘する、奮闘する愛と金と逸脱の物語。
アメリカの大衆の夢と欲望を描く。本邦初訳。

ロス・マクドナルド「ケインの日常的細部への卓越した観察眼はジャーナリスト出身ゆえだとわかる」
トム・ウルフ「騒がず落ち着いてジェイムズ・M・ケインを読んで小説の書き方を学習しろとノーマン・メイラーに勧めてやった。」

仮面の陰に あるいは女の力

あの『若草物語』の作者オルコットが扇情小説を書いていた?!  なぜオルコットは、A. M. バーナードという男性作家名義で、 かくも扇情的な小説作品群をいくつも発表していたのか? 英国の名家でガヴァネスが惹き起こす、19世紀米国大衆〈スリラー〉小説。

火の後に

イエーツ、ダンセイニ、ロレンスらの短篇 上田敏も称賛したグレゴリー夫人、タゴールの詩 大正期に広く読まれていた戯曲 アメリカ探偵小説 その広範な「松村みね子」名での訳業を網羅。解説:井村君江ほか