予は如何にして文士となりしか

銀河叢書
奔放無類のストーリーテリングと、類人猿への異常な執心。

軍人の父に放逐された文学好きの不良少年は、芸妓と出逢い一大改心。貿易商のかたわら小説家デビューし、あれよという間に直木賞。しかしその回想はいつも微妙に食い違う……
虚々実々に彩られた怪作家の人生をたどる自伝物語篇。

■収録作品
春の目覚め
若かりしとき
懐かし金春館時代
結婚とは
予は如何にして文士となりしか
人生は六十五歳から

附・資料
解説「虚実入り乱れる橘外男の自伝作品」:川口則弘
判型 四六上製
定価 本体3,500円+税(税込3,850円)
刊行年月 2021年9月
ISBN 978-4-86488-225-5

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