デビュタント・ワルツ

東京の一部上場企業の社長と富山の介護施設の老人の死が、
[nachtflug(夜間飛行)]というドイツ語を媒介に、
函館を拠点とした華族、そして、
ナチス統治下のウィーンの一企業の「株券」へと繋がってゆく、
壮大な歴史ミステリー。