乾杯、神さま

メキシコ革命を兵士として生きた後、労働者として、変動するメキシコシティの地を這って生きるヘスサという女性は何者か――ジャーナリストの経験を活かし、一個人の証言を多声的な〈女性〉の物語へと昇華させた、セルバンテス賞受賞の女性作家によるルポルタージュ文学の傑作長編。本邦初訳。


ポニアトウスカ『乾杯、神さま』の本文で、脱字等の誤植がありました。

p.203・上段・5行目
(誤)
わたしは一気に女たちに(改行)
し立てた。

(正)
わたしは一気に女たちに捲し立てた。

ここに訂正してお詫びいたします。

本書訳者解題の一部はnoteで公開しています。

ボスの影

メキシコで、銃以外の手段で大統領になることはできません。 オクタビオ・パス、カルロス・フエンテス、ホセ・エミリオ・パチェーコらラテンアメリカ文学の巨匠に激賞された政治家・作家マルティン・ルイス・グスマン―― 作家みずから体験した1923年の政争、1927年セラーノ暗殺事件を題材に、首都メキシコシティで繰り広げられる、血なまぐさい政権抗争と人間の悲哀を描く〈メキシコ革命小説〉の白眉。本邦初訳。