北園克衛1920年代実験小説集成20’s

小説か詩か暗号か。ギムゲニスト、シュルレアリスム 埋もれていた実験小説27篇を収録小説か詩か暗号か。ギムゲニスト、シュルレアリスム 埋もれていた実験小説27篇を収録
北園克衛の画を装画として本文やカバー、表紙などに14点使用。

■目次■
i
ホテルとパイプ
意識的偶成 3   対抗運動としての植物的な一形式
赤い巻煙草 デエードシユカ伯父さんのそのグループのための短篇
紫色の液体
スパイラル期の暗号
RONODO UN PICARO(人間はこうもなるものであるか!)
ブリリアント
逆体

銀座(或る人々の生活に就いて)
生きる薔薇
日傘
Sanisarisus 夜話
海洋ホテル 銀色の装禎ある記録
エロトマニアの視線 近代型パラソル流行の原理に就いて
ポリドオルの閨
第七課 芸術誌
上層記号建築
車前草の咲いてゐる短編
NOIR(黒の如きもの) a sentimen
春の鏡
魔女の灰
水星の時間

エリコ
初夏のアクシデント
秋のトリック
シユウルレアリストの街
詩のプレゼント
附録 ヌポセチエンスク街(合作)
解説  加藤仁

白昼のスカイスクレエパア

戦前の前衛詩を牽引したモダニズム詩人にして、建築・デザイン・写真に精通したグラフィックの先駆者が、1930年代に試みた「エスプリ ヌウボオ」の実験。書籍未収録35の短編。